2018年3月29日木曜日

2つの投資戦略

米国の金利上昇および世界的な政情不安等から、足元の金融市場は相変わらず不安定です。

しかし長期投資において最も重要なことは、目先の上下変動ではなく、世界経済の成長を自分自身の資産にいかに取り込むかという点(戦略)にあることを常に忘れてはなりません。

そしてその代表的な戦略としては、インデックス運用とアクティブ運用の二つの方法があります。弊社でもお客様の状況に応じて、この2つの戦略を使い分けたり、あるいはミックスしたりしながら、ポートフォリオを構築します。

インデックス運用は、市場全体をカバーするポートフォリオを組成する(市場平均に連動)ことで、世界経済の成長を取り込むことができます。

アクティブ運用は、世界経済の成長機会がどこにあるかを探り、より良い投資機会にアクセスして、市場平均を超えるかたちで、世界経済の成長を享受することを目指します。

ちなみに現在、世界的にインデックス運用がアクティブ運用よりも優勢になっています。

近年、大多数のアクティブ運用会社が市場平均(インデックス)以上の付加価値(α)を創出できない状況が続いた結果、コストをかけ手間暇かけ、それで市場平均を超えられないなら、コストを抑えて平均でいいのではないかという考え方が主流になっていったと考えられます。

※ちなみに少数の優秀なアクティブ運用会社はαを創出し続けています。

しかしながら「どこに成長機会があるかわからないので金融市場全体を買う」という考え方は、合理的に見える反面、ある種の思考停止状態という見方もできます。

ちなみにリーマンショック以前は、アクティブ運用が主流でした。しかし多くのアクティブ運用の成績がインデックス運用に劣った結果、現在インデックス運用が主流になっているわけですが…「今後はどうでしょうか?」。

個人的には、現在インデックス運用が主流になった結果、金融市場の個々の証券価格に相当なミスプライスが生じているのではないかと推測しています。

このミスプライスこそが、アクティブ運用の付加価値(α)の源泉になります。

時代は巡り、またアクティブ運用のチャンス(時代)が到来するのではなかろうか。そんな予感がする今日この頃です。